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教授:今回は「地形」の話をしようかね。「ぢがた」と読むんだよ。その名のとおり、土地の形のことだね。

ケン:形っていうと三角とか四角とか円とかですか?

教授:そそ。さすがに円なんて土地は滅多に無いと思うけど・・・三角とかは結構あるし、四角でもきれいな正方形や長方形じゃない土地も結構あるよ。というかきれいな土地の方が珍しいね。

ケン:いい地形ってどういうものなんですか?

教授:一般的に、適度な四角形であればいい地形と言えるだろうね。逆に「地形が悪い」って言われるのはそれ以外の土地で、三角だとか、やたら細長いとか、L字形とかいろいろあるよ。まあ建物を建てる人にとっては、好みのプランの建物が建つのは良い地形で、建たないのは悪い地形と言えるね。

ケン:確かに三角の土地に四角の建物を建てるのは大変ですからね。三角のはじっこのほうなんか無駄になっちゃいますね。

教授:だけどちょうどいい大きさの土地もなかなか無いんだよね。帯に短し襷に長しっていうやつ。例えば下の土地。30mx15mは一般の住宅には大きすぎるよね。



ケン:そうですね。地形はいいけど約136坪ですからね。この半分ならちょうどいいのになぁ〜

教授:まあ誰でもそう思うよね。当然業者もそう考える。で、2つに分割して売ろうとするわけ。


プラン1

プラン2

教授:基本的には道路に接する面積は出来るだけ確保したいんだけど、プラン1みたいな割り方をしたらA区画もB区画も地形が悪くなっちゃうよね。だから普通はプラン2みたいに割るんだ。

ケン:確かにチラシなんかでも良く見ますよ、こういう割り方。こうなるとプラン2のB区画はきれいな地形になりましたね。でも、A区画のほうはどうなんですか?

教授:B区画は問題ないとして、A区画は敷地延長、通称「敷延(しきえん)」と呼ばれる土地になるんだ。敷延はあんまり人気無いね。

ケン:じゃあダメな土地じゃないですか〜

教授:人気が無いのは確かだけど、敷延が好きな人もいるよ。僕も敷延は大好きだよ。

ケン:え?なんでですか?

教授:いろいろメリットがあるんだよ。まず、敷地延長部分があるよね。ここはどのみち建物なんか建てられないから普通は車を停めることになる。となると、残りの四角部分に駐車場を作らなくてすむから、建物設計の自由度が上がるんだ。

ケン:なるほど〜

教授:次に安いってこと。人気が無いイコール値段は低くなるのは当然だ。価格が低ければ低予算でより広い土地を取得できるよね。

ケン:土地の評価も低いから税金も安くなりますね。

教授:さらに、道路から少々離れてるから静かっていう点もある。道路に車が通っても全然気にならないね。プライバシー確保もばっちり。通行人から家の中を覗かれる心配は無いよ。

ケン:なんだかいいことづくめじゃないですか!ボクも敷延の土地を買いたくなってきました〜

教授:でもね、メリットとデメリットは表裏一体なんだ。まず車の件だけど、敷延部分には横に2台停めるなんてのはまず出来ないから、2台以上の場合は縦列駐車になるね。これは不便と思う人は結構いそう。次に安いってことは資産価値が低いってことだね。となると引越しするときに土地を売ろうとしても高くは売れないって事だ。転売を考えている人は敬遠した方がいいかもね。

ケン:むむむ・・・いいことばかりじゃないですね。

教授:さらに建築工事が出来ない場合がある。大型重機なんかは入れない場合があるからね。通常の木造建築なら普通は問題ないけど、工事にそういうのを使う場合は建築会社によく確認をすることだね。

ケン:ということは、引越しもしないし、縦列駐車でもいいし、大型重機も使わないって人なら敷延はお得ってことですか?

教授:ま、そういうことだね。土地の良し悪しなんてものは使う人によって変わるものだからね。土地選び総論でも言ったけど、自分の土地に対する優先度をクリアしていれば敷延はお得だと思うよ。敷延というだけで論外って人がけっこういるけど、それって絶対損してると思うね。

ケン:結局、土地って言うのは「どういう形か?」じゃなくて「どう使うか?」が重要ってことですね。ありがとうございました。それでは今回はこのへんで〜

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